診療科目

消化器内科・内科


 

【消化器内科】 【内科】 【訪問診療】 【スタッフ紹介】 【外来担当表】 【診療実績】


 

□消化器内科

概要 

消化器内科は、消化管(食道、胃、小腸、大腸)、肝臓、胆道(胆嚢、胆管)、膵臓など多くの臓器を対象としており疾患は多岐にわたります。これらの臓器に問題が起きると、腹痛、嘔気、下痢、便秘、食指不振、体重減少などの症状がでます。これらの症状でお困りの方や、検診の内視鏡検査などをご希望の方は気軽に受診してください。

診療内容

【上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)】

当院では例年3500~4000例の胃カメラを施行し、病気の早期発見、早期治療に努めてまいりました。細径内視鏡 (直径5-6mm程度)を鼻または口から入れて検査をします。検査時間はおおよそ5分程度です。

※診察日の午前中に絶食で来院されたら、基本的にはその日に検査が可能です。あらかじめ予定されている場合には事前に電話予約をされたほうが当日の待ち時間を少なくできます。

電話:083-923-8811

内視鏡検査では白色光観察を基本とした精細な観察が可能です。さらに病変や炎症を発見しやすくするために赤みを帯びた色をより赤く、白っぽい色はより白くなるようにしたLCI画像や、短波長光の照射と画像処理による、表層血管や表面構造の観察に適したBLI画像も併用して観察を行なっています。

【ヘリコバクター・ピロリ菌】

胃がん、胃潰瘍の多くは、胃に感染しているピロリ菌が原因です。ただし、病院を受診していきなりピロリ菌の検査をすることは保険診療上できません。胃カメラを受けて、ピロリ菌の感染によって起こりうる胃炎などの変化があれば、ピロリ菌を調べることができます。 胃薬と抗生剤のセットを7日間内服するだけで8−9割の成功率でピロリ菌を除菌することができます。除菌をすれば、胃癌、胃潰瘍などのリスクを下げることができます。

【大腸内視鏡検査(大腸カメラ)】

大腸がんは日本人がなりやすいがんのひとつです。便潜血検査(大腸がん検診)が陽性となった場合、血便、便秘、頻回の下痢、腹部不快感などの症状がある場合には大腸内視鏡検査を受けることが推奨されます。 大腸内視鏡検査では、内視鏡スコープを肛門から挿入して大腸(結腸や直腸など)を観察し、ポリープやがん、炎症などの病気がないかどうかを検査します。病変の状態により組織の一部をとる検査(生検)や、そのままポリープを切除する(コールドポリペクトミー、EMRなど)こともできます。 大腸全体をきちんと検査するためには専用の下剤の服用が必要になりますので、外来受診時に検査日を決めて予定してから行います。

 苦痛の少ない、抵抗感の少ない検査を目指して

苦痛が少なく、楽に受けられるような鎮痛剤、鎮静薬などを用いた検査も当院では可能です。前回の検査で疼痛が強かった場合、腹部手術歴があり腸の癒着がある方など、ご希望があれば対応しています。吸収されやすいガス(炭酸ガス)を用いることで検査時、検査後の腹部膨満感による苦痛の軽減にも努めています。また、検査は後ろ側に小さな切れ目の入った紙ズボンを履いて行い、恥ずかしさに配慮をしております。

【大腸ポリープ切除術】

大腸がんの多くは、小さなポリープが数年かけて大きくなり、大腸がんに変化していくことがわかっています。ポリープの段階で切除することが、進行した大腸がんの予防として重要です。大腸がんの芽を摘み取るイメージです。大きくなってきて大腸がんに変化していても、早い段階であれば内視鏡的に切除して治癒できることも多いです。病変の大きさや形に合わせて、コールドポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術(EMR)などの方法を用いて内視鏡的に切除します。

【内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)】

消化管(食道、胃、大腸など)の早期がんの多くは内視鏡で切除することができるようになりました。2 cm以上に大きくなった場合などには内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)による治療が適応となります。当院には内視鏡診断・治療に熟練した専門医がいます。

【潰瘍性大腸炎/クローン病】

潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患は増加傾向にあります。どちらも10−20代のうちに発症することが多い疾患です。頻回の下痢が持続する、便に血が混じる、腹痛がたびたびあるなどの場合には発症している可能性もあります。内視鏡検査などで診断することができます。

【肝疾患専門医療機関の指定】

当院は、平成31年3月31日付けで山口県より「肝疾患専門医療機関」に指定されました。連携拠点病院は、山口大学医学部付属病院です。

【腹部エコー検査】

肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などの臓器を調べる検査です。脂肪肝、肝腫瘍、胆のう結石、胆のうポリープ、膵腫瘍、腎結石などの様々な疾患がわかります。※診察日の午前中に絶食で来院されたら、基本的にはその日に検査が可能です。あらかじめ予定されている場合には事前に電話予約をされたほうが当日の待ち時間を少なくできます。電話:083-923-8811

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□内科

概要 

病気全般の診察、検査、治療をします。内科で診察する医師は専門医として専門診療科の診察もしています。診療経験、知見をもとに総合的に診察をします。

診療内容

【生活習慣病】

生活習慣病とは、加齢や体質だけではなく、生活習慣の不摂生、すなわち不適切な食生活、運動不足、喫煙・過度の飲酒などにより引き起こされる病気です。糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)、肥満、脂肪肝などがあげられます。これらの病気の多くは初期には症状がありません。しかし、そのまま放置しておくと大きな病気を引き起こす原因となります。
メタボリック・ドミノ(図)をご覧になるとわかるように、徐々に動脈硬化を引き起こし、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、脳血管障害(脳梗塞、脳出血)などの重大な病気につながります。ドミノのできるだけ早い段階で止めることが病気の予防として重要です。


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【禁煙外来】

現在、一時的に休止しています。
再開次第、お知らせします。

【睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome】

次のような症状がある方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

  • 大きないびきをかく
  • 日中とても眠い
  • 起床時の頭痛やだるさ
  • 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
  • 肥満

SASの方は、夜間の無呼吸のために睡眠が十分でないために日中につよい眠気が生じ、健常な人と比較して交通事故や作業中の事故の割合が高いことが報告されています。また、心臓病、高血圧などを合併していることが多く、SASを治療せずに放置していると病気の悪化につながる懸念があります。 ご自宅で夜間睡眠中の簡易検査をすることができます。症状が気になる方は一度受診してみてください。簡易検査の結果で精査が必要となった場合には、1泊入院での精密検査(終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査)を検討します。

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□訪問診療

病気の慢性的な悪化や高齢のために外来通院が困難となった患者さんには訪問診療を行っております。医師が定期的にご自宅を訪問して診療します。訪問看護もあわせておこなっております。
訪問看護(リンク)

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□スタッフ紹介

副院長  佐々木 翔
日本内科学会認定内科医
日本消化病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・中国支部評議員
日本肝臓学会肝臓専門医
日本医師会認定産業医
内科部長  酒井 勉
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本化学療法学会抗菌化学療法認定医
日本内科学会認定内科医
麻酔科標榜医
  
内科  古賀 博子
日本内科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本肝臓学会専門医
内科  鈴木 綾乃
日本内科学会認定医
 
 

□外来担当表

 
午前酒井  勉
​鈴木 綾乃
佐々木 翔
​古賀 博子
酒井  勉
​鈴木 綾乃
酒井  勉佐々木 翔(第1・3・5)
佐々木 翔
(第2・4)
酒井  勉
午後佐々木 翔酒井  勉佐々木 翔酒井  勉
 
 

□診療実績

 
 
 
 
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